旅 日 記
日本橋~横浜
8時半に起きる。いよいよ今日からだ。いざとなるとかったるいと言おうか面倒くさいといおうか、だけどサァガンバロウ。
9時半頃に家を出て、途中、会社のSさんにTELし、日本橋に行く。着くと来るはずのT君とSさんがまだいない。
しばらく待っていたら反対側の三越の方から二人が現れた。彼等はその反対側で待っていたのだった。
記念碑の前で記念写真を撮る。そして、T君が作った東海道中通行許可の札とSさん達からの電話連絡用100円玉10枚セットをもらう。感激。
10時36分に日本橋をスタートした。京橋まで彼等と一緒に歩いた。会社内にも大分知られているみたいで完走への責任は重い。彼等と別れてサァいよいよ本当のスタートが始まった。無理をしないということを第一に置いて完走めざしガンバロウ。
品川あたりで昼食をとり、そのあと宿の確保の為にTELした。すぐにOKだった。
荷物の重さがだんだんと効いてきた。もう大森あたりからへたばり、川崎に入る頃には完全にへたばっていた。初めの予定のゆらりゆらり参ろうなんていう思いはどこかに吹き飛んで、今は意地と根性だけが原動力となっていた。12kgの重さがこんなにあろうとは・・・。下半身の方はどうやらこうやら大丈夫だが、上半身のリュックがかかるところがものすごく疲れて、歩いていてもつらくてつらくて、そして少し休むとまた歩こうとするとき、これがまたものすごくつらくて、もう本当に泣きたい気持ちだった。だいぶ横浜駅に近くの生麦というところで夕食をとった。足はもう制御がききずらくなった。その後また歯を食いしばりやっと18時43分に横浜駅東口に着いた。
宿はここから地下鉄に乗るということで、その地下鉄を探したが東口には無く西口にあるとのことでそちらに回った。地下街をだいぶ歩いてやっとそれを見つけ乗った。阪東橋というところで降り宿を探した。TELで場所を聞いてた時に、こちらは10円玉の補充に気をとられていて、相手の言葉に生返事ばかりしていたので、やはり場所がわからなかった。少し歩きまわりタバコ屋に聞いてやっと宿にたどり着いた。もうクタクタ。もう駄目。草津旅館に泊まる。風呂に入ってやっと天国に来た気持ち。ホントの話し明日からどうしよう。だいいち明日になって歩けるのか?明日は雨とも言っているし。
TEL 10 カレー 350 TEL 40 カツ丼 450 TEL 40 横浜→阪東橋 90 宿賃朝込 2800+500 Σ=4780
同僚のT君・Sさんと